大栗記念会規約

名称

第一条 本会は、任意団体とし、名称を大栗裕記念会(略称:大栗会)と呼ぶ。

事務所

第二条 本会の所在地を大阪フィルハーモニー交響楽団内とする

目的

第三条 本会の目的は、次の各号とする。
(1)大栗裕先生の偉業を顕彰し、全作品を後生に残す努力をすること。
(2)大栗作品の蒐集・研究・出版・広報・演奏に貢献すること。
(3)大栗作品の著作権を遵守させる活動を行なうこと。
(4)大栗作品の使用に関して、ご遺族に適切な助言をすること。
(5)大栗文庫の維持充実に寄与すること。

運営委員会

第四条 本会に運営委員会を置き、互選により次の役員を決める。 各役員の任期は別に定めない。各役員は無報酬とする。
会長:1名、 副会長:若干名、 事務局長:1名、 会計:1名、 会計監査:1 名、 顧問:若干名(名誉顧問を含む

会員と親睦会

第五条 本会は、本会規約第三条の目的に賛同する次の会員で組織する。
(1)大栗裕先生と大栗裕作品を敬愛する者。
(2)関連法人および団体関係者。
(3)本会の趣旨に賛同する者。
(4)会員は、「一般会員」と「名誉会員」とする。
(5)会員同士の交流を深めるための親睦会を行なう。

運営経費

第六条 本会の運営に要する経費は、寄付金、その他の収入をもって支弁する。
会員が納める「会費」は、当記念会の運営資金として活用する。
貯金口座の口座は会計が管理することとする。

付則
1、この規約は、平成24年7月1日から施行する。
2、この規約を、平成25年10月1日付で改定する。
3、この規約を、平成27年6月1日付で改定する。
以上
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大栗裕記念会設立趣意書(設立:2012年7月1日)

大阪が生んだ世界的な作曲家でホルン奏者の大栗裕先生がお亡くなりになって今年(2012年4月18日)で30年目を迎えました。
大栗先生は1918年(大正7年)大阪生まれで、ホルンも作曲も独学で習得され、ホルン奏者としては日本交響楽団(現 NHK 交響楽団)等の首席ホルン奏者を歴任され、作曲家としては欧州で「東洋のバルトーク」と賞賛された『大阪俗謡による幻想曲』等の名曲を数多く作曲されました。
没後30年経って大栗作品の評価と人気はますます高まり、演奏される機会が増えています。その大きな事由は「大栗作品を演奏または聴くと元気が出る」にあると言われています。 大栗作品の演奏機会が増えていることは喜ばしい限りです。しかしながら、大栗作品の保存など に関しては、次のような課題が残っていることも事実です。 それは、大栗作品の多くは学校法人大阪音楽大学図書館<大栗文庫>に収蔵されているのですが、 残念なことに、紛失したり、未収蔵の楽譜が多いことです。(備考:大栗文庫は2016年 4月1日付で公益社団法人大阪フィルハーモニー協会・大阪フィルハーモニー交響楽団に移転しました) また、没後30年を期し、オリジナル作品の保存と普及(演奏)について、より一層、真剣に取り組む必要が出てきました。
そこで、このような課題に対処するために、大栗先生ゆかりの者による「大栗裕記念会」を設立して直ちに活動を行うことに致しました。
大栗ファンの皆様ならびに諸団体各位のご支援とご協力をお願い致します。

2012年7月1日 大栗裕記念会運営委員会

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